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売春・人身売買・麻薬・殺人・・・メーオと過ごした1年10ヶ月
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愛人契約 Vol.18
2007-09-12 Wed 13:02
次の日、私はお金をかき集めに回った。
幸運な事に、会社の株は、自分が考えていたよりも多くの金額が得られたし、仕事で付き合いのある方からもお金を借りることができた。
しかし、後、50万ほど足りなかった。
そこで私は、両親からお金を借りることにした・・・

私は、両親から一度もお金を借りたことなど無かったので、両親はかなり驚いていた。
たとえ両親と言えども、お金を貸すとなれば、その理由を聞いてくると思うが、当たりまえだが、私は本当の理由など両親に話すことなどできなかった。
それこそ、まだメジャーにはなっていなかった、オレオレ詐欺まがいの嘘を付き、両親からお金を借りた。
今は両親に対して、「本当に申し訳ない事をした。」と思っているが、その時は、メーオを助けることで頭がいっぱいだったため、なりふりかまってはいられなかった。
そして、何とか目標の金額より100万ほど多いお金をかき集めた私は、メーオと一緒にママさんの所へ乗り込んだ・・・

ママさんのマンションには、ママさんのほかに、ママさんの旦那とママさんの弟がいた。
どちらも、とうてい堅気には見えない人達だった。
私は、本当は、逃げ出したいぐらい怖かった。
普通のサラリーマンが、そんなところに来て、まともな精神状態でいられるわけがない。
でも、メーオの事を考え、本当に死ぬ気で、その場にとどまった・・・

ママさんは、早く金を払えと言わんばかりの態度で私たちを迎えた。
私は、お金を払う前に、3つの事を約束させた。

1.もうこれ以上、メーオにお金を請求しないという内容の誓約書にサインをする。
2.これ以上、メーオにつきまとわない。
3.メーオのパスポートを返却する。

これに関して、ママさんは、鼻で笑いながら承諾した。
そんなことより、とにかくママさんは、お金を見たくてたまらないようだった・・・

私は、ママさんに言われた金額を入れたお金の封筒を、ママさんの前に放り投げた。
それを見たママさんの弟が、タイ語で何か叫び、私に殴りかかろうとしたが、それをママさんの旦那が制した。
ママさんの弟は、物凄く不満そうな顔で私を睨みつけ、その封筒を拾い、ママさんに渡した・・・

ママさんとママさんの弟は、念入りに封筒の中の札束を数えた。
そして、300万円を数えると、ママさんは急にニコニコ顔になり、「今日からは、あんたとメーオは、私のファミリーね!」と言った。
私は、その言葉に心底怒りを覚え、「どうなってもいいから、ママさんに飛びかかろうか?」と思った。
でも、それに気付いたメーオが私のベルトを、ギュッと握って、私を制し、ママさんに対して、タイ語で何か言った。
その言葉を聞いた、ママさんとママさんの弟は、最初、顔がこわばったが、その後大声をあげて笑った・・・

その後、メーオとママさんたちは、和やかな雰囲気で談笑し始めた。
タイ語のわからない私は、ママさんの旦那さんに、「お金を払ったのだから、そちらも約束を守ってほしい。」と伝えると、戸棚の奥から、メーオのパスポートを持ってきてくれた。
メーオにパスポートが本物かどうか確認してもらうと、どうやら間違いなく本物だった。
しかし、メーオの写真の部分を、明らかに切ろうとした跡があった。
ママさんは、メーオのパスポートを使って、何か企んでいたのだろう・・・

そして、誓約書へのサイン。
もちろん、こんなもの、こんな人間のクズどもに対して何の効力もなさないのは解っていたが、とりあえず形式だけでもサインさせた・・・

私は、直ぐにでもその部屋を出たかったのだが、メーオが、しばらくママさんと話していたので、それから、30分ほどその部屋で待たされた。
その間、私は生きた心地がしなかったが、なんとか、部屋を出ることができた。
部屋を出る時、ママさんの旦那が、
「例の男は、こちらで処理しとくから安心しときな。」
「アフターケアさ。」
と、ウィンクをしながら言った・・・

ママさんのマンションのエレベータの中で、メーオは、「これで私はカスの物になったんだけど、カスもあの男のように、私に暴力を振るうの?」と聞いてきた。
私は、
「そんなことするわけないだろう。」
「それに、メーオは、[物]じゃなくて、[私の彼女]だろ?」
と答えた。
すると、メーオは、「パクワーン」とタイ語で言った。
「パクワーン」とは、本当は、「お世辞」と言う意味だが、「嘘で甘い言葉をささやく」という感じの意味も含んでいる。
しかしメーオは、まんざらでもないようだった。
にっこりと微笑みかけるメーオの肩をしっかりと抱き、私達はママさんのマンションを後にした・・・

その後、私たちは、本格的に同棲生活をはじめて行く事になるのだが、あれ以来、あの男から、メーオに電話もかかってこなかったし、二度とメーオの前に現れることもなかった・・・

私は、メーオの愛人契約に関することは、すぐにでも忘れてしまいたかったし、何一つ思い出したくもなかったのだが、どうしても一つだけ知りたいことがあった。
それは、ママさんが、私達に、「今日からは、あんたとメーオは、私のファミリーね!」と、言った時、「タイ語でなんて答えていたのか?」いうことだった・・・

その質問に、メーオは、首をすくめながら、「あの時はね、「そりゃそうよ、あんたの旦那は、私のお得意様だもんね!」と、言ってあげたわ。」と答えた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私たち、よく無事に、ママさんの部屋から出られたもんだね(笑)
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