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売春・人身売買・麻薬・殺人・・・メーオと過ごした1年10ヶ月
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通知不可
2007-11-26 Mon 00:24
横浜に戻ってきた私は、最初こそ、「メーオがいなくてももう大丈夫。」と思っていたのだが、やはりいたるところにメーオとの思い出があって、寂しさを感じずにはいられなかった。
その為、自然と足は、S姉さんがいるタイマッサージ店へ、向かった。
別にマッサージを受けるわけじゃないのだが、S姉さんやお店の従業員さんと話したりするのは、本当に気がまぎれた。
でも、みんな気を使ってか、メーオの話は一切しなかった・・・

そんなある日、S姉さんの旦那さんが、お店にやってきた。
旦那さんは、私がS姉さんたちと談笑しているのを見て、安心したようだった。
そして、その晩は、旦那さんの申し出で、S姉さん、旦那さん、そして私で晩御飯を食べることになった。

今回は、いつも行くタイ料理屋さんでは無く、伊勢佐木町のカニ道楽での食事となった。
旦那さんは、「いつもタイ料理ばかりじゃ飽きちゃうでしょう?」「たまには、我々日本人のニーズも聞いてもらわないとね。」と、S姉さんを見ながら言った。
S姉さんは、「ナニ ソレ?」「ワタシ ワルイカ?」と、、旦那さんをひっぱたくマネをした。
ほんの最近までは、「私もメーオとこのようなやり取りをしていたな・・・」と、S姉さんと旦那さんを羨ましく思った。

ここのところ一人で食事するばかりだったので、S姉さんと旦那さんとの食事は大変楽しかった。
S姉さんと旦那さんがいなければ、私はメーオがいなくなったことへの寂しさで、頭が変になっていたかも知れないと思う。

そんな楽しかった食事もそろそろ終わろうかという時に、S姉さんが、旦那さんの脇腹を肘で突いた。
そして、それを合図にして、旦那さんは、ちょっと咳払いをして、私の眼を見ながらこう言った。
「カツさん。妻から、カツさんとメーオちゃんの事は、ある程度聞いて理解してますが、メーオちゃんの事、本当にこのままでいいんですか?」
「恐らく、妻のコネを使えば、メーオちゃんのタイでの住所や電話番号ぐらい探しだすの可能だと思いますよ。」
「もし、メーオちゃんとの事を、完全に諦めきれていないのなら、力になりますよ?」
S姉さんも、「タブン メーオモ、カスノコトマッテルネ。」と言ってくれた。

私は、その二人の申し出に、心揺らいだ。
「もう、私たちは終わったのだ。」と、いくら自分に言い聞かせても、それを受け入れられないでいる自分がいることもわかっていた。
でも、メーオと結婚することへの不安を抱えている自分がいることもわかっていた。
なので、その時は、「もう少し気持ちを整理させてください。」とだけ伝えた。
そんな歯切れの悪い回答をした私に、S姉さんの旦那さんは、「気持ちの整理がついたら、すぐに連絡をくださいね。」と言ってくれた。
私は、二人に心からお礼を言い、その食事会をお開きとした。

一人家に帰った私は、ベットに寝ころび、「もし、私がメーオをタイまで追いかけて行ったら、メーオはどう思うだろうか?」と考えた。
「喜んでくれるだろうか?」それとも、「ストーカと思われるだろうか?」などと、色々考えた。
でも、最終的には、そんな事を考えている自分が馬鹿らしくなった。
メーオが帰国して、もう2週間以上たっているのに、昔の彼女を思い出している自分に、心底腹が立った。
そして、そんな馬鹿らしい妄想を忘れ去るために、私はシャワーを浴びることにした・・・

シャワーを浴びること約15分、シャワーを終えた私は、今日の事を忘れるかのように、冷蔵庫に入っていた白ワインをラッパ飲みした。
ビールには強い私だが、ワイン、特に白ワインは、異様に早く酔っぱらう傾向にあった。
なので、メーオがいなくなって、なかなか寝付けない日が続いたので、私は、寝酒用に、安物の白ワインを大量に購入していた。
その白ワインを、味わいもせず、がぶ飲みしながら、ちょっと酔っぱらった頃に、何気なくプライベートの携帯を見た。
携帯には、一件の着信履歴があった。
私がシャワーを浴びたときにかかってきた電話だろう。
ただ、こんな夜遅くにプライベートの携帯に電話をかけてくる人はいないので、「間違い電話かワン切りキャッチだろう?」ぐらいの軽い気持ちで、その着信履歴を確認した。

着信履歴には、「数字」ではなく、「文字」が表示されていた。
私は、「なんだ非通知かよ。」と悪態をついた。
そしてその着信履歴を消そうとしたのだが、その履歴に書かれている文字が、「非通知」ではないことに気がついた。
着信履歴には、「通知不可」と書かれていた。
私は、見たことの無い表示に、「はあ???」「通知不可なんて野郎はしらね~な~」と、酔っ払いのおっさんの如くひとりごち、その場で大笑いした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、その数秒後、私は我に帰った!
そして、この「通知不可」が意味する可能性を理解し、私の心臓は、バクバクと鳴り始めていた・・・
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